大阪・京セラドーム前・木津川沿いの護岸壁に現在も見ることができます。
緑化おばけ・木津川ちゃん
2009年
壁画用塗料 木津川護岸壁1500×150cm
(大阪府主催)
大阪府主催『木津川ウォールペインティング2009』(水都大阪事業の一環)で、全国で10人の作家を選出。一人あたり幅15mの壁画を、真夏の8月に2週間かけて描き上げました。
京セラドームの向かい側の木津川の護岸壁に、現在、15mの壁画が10枚並んでいます。
大阪のグレーの都会の街を、一気に呑み込み、見る見るうちに緑化して、自然と都会の調和がとれた、心地よい街に生まれ変わらせる「緑化おばけ・木津川ちゃん」(水辺のおばけがテーマのコンペ)。これからの未来都市計画は、自然に帰化した進化・変革が必要だと思います。
一日の仕事が終わった後の時間は、くつろげる、心地のよい、人に優しい景観・街になりますように、という願いを込めて描きました♪
トスカーナの風景
2008年
「ピッコロ・ピアット」様・所蔵
(イタリアン・レストラン)
壁画用アクリル塗料
長崎県・大村市にあるイタリアン・レストラン「ピッコロピアット」の外観のすべてを、壁画として制作。
イタリアといえば、絵本の中の世界のような美しい風景で知られる、トスカーナ。
そこに、世界で一番美しい広場のある、丘の上の街「シエナ」がある。
トスカーナは、トスカーナワインでも知られる街である。
それらを、明るく元気で爽やかな色彩で、知る人ぞ知る、そんな壁画にしました。
檸檬
2008年
壁画用アクリル塗料仙台・定禅寺通りにある、イタリアン・レストラン「ヴィア・トリトーネ」の外観を、壁画として制作。
イタリアといえば、葡萄をモチーフに使うレストランが多い中、ナポリといえば街中によく見かけるレモンの木々。
とても大きなレモンの実も、日常に普通に存在するのです。
なので、「レモンの木」と「実」と「花」を正面とサイドに描きました。
真実の口の「海神トリトン」の色も、重みとアンティーク、新鮮さが共生するように工夫しました。
明るく元気で爽やかな、知る人ぞ知る、そんな壁画にしました。
ナポリの風景
2008年
壁画用アクリル塗料 モルタル仙台・定禅寺通りにある、イタリアン・レストラン「ヴィア・トリトーネ」の外観を、壁画として制作
もともと外壁に存在した、モルタルによる波状の出っ張りを生かし、ナポリの街並みを描いた。
ナポリといえば、 青い海。青い空。
赤い屋根の家々
カラフルな壁の家々
斜面に並ぶ家々
明るく元気で爽やかな、知る人ぞ知る、そんな壁画にしました。
蓼科グランドホテル
レストラン「seeds」様の
油彩画展示風景
≪蓼科seedsパラダイス≫
2012年
油彩・カンヴァス
220×85cm
「蓼科グランドホテル」様・所蔵
蓼科グランドホテルの周辺には、豊かな自然の花々を見ることができる名所が数多く豊かに存在します。普段目にすることの無い自然の花々を散りばめた、「生き生きとしたエネルギー溢れる絵画、人の心を元気にする絵画」を描きたいと思いました。画中にある一つ一つの花は、それぞれ、蓼科とその周辺の名所を代表する花々です。
この絵画を見て蓼科とその周辺の自然の美しさを知り、ツーリングやドライブなど、自然の花々の鑑賞を楽しみに行くきっかけになれば更に嬉しいです。
talk
2007年
パブリック・アート 写真・垂れ幕・シール約13×9m
自衛隊時代の経験を生かした作品を制作したくなった。
戦闘訓練という疑似体験から戦争の見方が変わり恐ろしさを知った。
数えきれない弾の数の銃声
何万・何百万、何千万、何億発の弾の数の中の1発で死ぬのです。
生きる自信生きているだろう自信が一瞬で無くなりました。
最前線の普通科部隊から後方支援部隊に希望を変えました。
自分で自分のことを「情けない」と生まれて初めて思った瞬間。
自衛隊時代の射撃訓練で64年式の銃を構えている自分の写真を拡大し垂れ幕を制作銃身を縦に裂きそこから「talk」(交渉)というフレッシュ・ピンクの文字を入れた。
ピンクは闘争心や怒りを和らげリラックスさせる効果のある色。
Love
2007年
パブリック・アート 写真、ポスター、シール150×120om
美術大学(京都精華大学)の国際交流学科の掲示板に山の斜面に設置したマシンガンをヘリに向かって連射している自衛隊時代の自分の写真をポスターにし掲示板のガラスの面の上に世界各国の言語の「愛」という言葉をフレッシュ・ピンクのシールで制作し空薬きょうが 飛び散っている周辺あたりに弾が飛び散るようにして貼った。
「銃弾」より「愛」を与えましょうとい意志をあらわしました。
戦争で失うものは「自分の命」「家族」「友」「自由」「時間」「社会」「安らぎ」「食べ物」「文化」・・・
得られるものは「死」「家族の死」「友の死」「憎しみ」「恨み」「報復精神」「餓え」「苦しみ」「貧困」「治安悪化」「悲しみ」・・・・
「武器」ではなく「頭脳」と「心」を駆使した『交渉〜talk〜』を本能を抑制し、理性を働かせることは非常に困難な時もあるが武器以外のものでの駆け引きをしていく時代でありしていける時代だと思う。
またそうして行くしか今よりも豊かな未来は望めない。
〜 2013年 オススメ絵画コレクション !! 〜
展覧会、どうぞお気軽にお立ち寄りください♪ プレビューをどうぞ、お楽しみください♪